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クレヨンしんちゃん【オトナ帝国の逆襲】車好きが調査。ケンの白い車、トヨタ2000GTってどんな車?

自動車

今回はクレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」を車好きの視点から見ていこうと思います。

2001年に公開された子供向けアニメ「クレヨンしんちゃん」の映画なのですが、実はこの映画を一番見て欲しい人は1960年代生まれの昭和生まれの大人たち。

物語や世界観、そしてマニアックな名車が多々登場してきます。

今回はそんな「オトナ帝国の逆襲」で登場する車を車好き視点で紹介していきます。

まだ見たことないという方は、ぜひ見てみてください。

大人も子供も楽しめる作品ですよ!

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「オトナ帝国の逆襲」に登場する車 1コマ目

20世紀博の駐車場

まず20世紀博の駐車場に並ぶ車たち。

車に興味のない人ならスルーしてしまうであろうこんな一場面にも、映画上映した2001年の車が多く描かれています。

当時は最新の車種だったであろうこの車たちも今見ると懐かしさを感じますね。

この写真に写っている車を紹介していくので見比べてみてください。

結構忠実に再現されていて驚きます。

このコマで登場する車
  • ホンダ インテグラ
  • トヨタ エスティマ
  • トヨタ ハイエース
  • トヨタ ファンカーゴ
  • プジョー 206
  • フォルクスワーゲン ニュービートル
  • 日産 マーチ
  • メルセデス・ベンツ Eクラス
  • 三菱 デリカスペースギア
  • プジョー 306

ホンダ インテグラ(3rd)/1995年

引用元:Wikipedia

まずは手前に写っていた赤いこの車は、本田技研が1995年に生産していた3代目インテグラになります。

ホンダとしては初めて「タイプR」のインテグラを出した他、インジェクションに切り替えたり当時の最新技術を詰め込んだホンダの3ドアハッチバッククーペ型乗用車となります。

トヨタ エスティマ(2nd)

引用元:Wikipedia

続いて赤いインテグラの隣に写っているこの白いミニバンは2代目エスティマです。

この2代目エスティマからFF(前輪駆動)となり、さらには2001年当時まだ希少だったハイブリッドエンジンをラインナップに入れた画期的な車でもありました。

トヨタ ハイエース(4th)

続いて紹介するのは、トヨタの「ハイエース」です。

4代目のハイエースから内外装や装備が豪華になり、「高級ワンボックス」と言われるようになりました。

トヨタ ファンカーゴ

引用元:Wikipedia

「ファンカーゴ」は、トヨタ自動車が1996年から2002年まで販売していた、コンパクトなハッチバックタイプの車種です。

コンパクトカーながら、広い室内空間と大容量のラゲッジスペースを持ち、小型SUVのようなスタイリングが特徴的でした。

ファンカーゴは、コンパクトで扱いやすいサイズにも関わらず、広い室内空間を実現するため、高いルーフラインやボディ幅の拡大など、室内空間を確保するための工夫がなされています。

また、リアシートを簡単に取り外すことができ、多目的な使い方ができるようになっています。

エンジンには、1.3Lと1.5Lの直列4気筒エンジンが搭載され、5速MTまたは4速ATが組み合わされていました。

また、一部グレードには、スポーティな外装パーツや専用のシートやインパネなどが設定され、若者を中心に人気を博しました。

プジョー 206

引用元:MOTA

「プジョー206 」は、フランスの自動車メーカー、プジョーが製造していた小型のハッチバック車です。

欧州市場を中心に人気があり、販売台数は270万台を超えています。

エンジンには、1.1Lから2.0Lまでの直列4気筒エンジンが搭載されており、5速MTまたは4速ATが組み合わされていました。

また、一部のグレードには、スポーツチューンのサスペンションやブレーキ、スポーツシートなどが装備され、スポーティーな走りを楽しむことができます。

206は、コンパクトなボディサイズにもかかわらず、広い室内空間を備えており、乗り心地にも定評がありました。

また、安全面にも力を入れており、エアバッグやABS、ESPなどが標準装備されていました。

フォルクスワーゲン ニュービートル

引用元:Wikipedia

「ニュービートル」は、ドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲンが製造していた、レトロなデザインが特徴的な小型乗用車です。

ニュービートルは、1950年代に製造されたビートルをモチーフにデザインされ、丸みを帯びたシルエットや、上下に分かれた丸型ヘッドランプが特徴的な外観をしています。

エンジンには、1.6Lから2.5Lまでの直列4気筒エンジンが搭載され、5速MTまたは4速ATが組み合わされていました。また、一部のグレードには、ターボチャージャーが搭載されたスポーツモデルも存在しました。

内装は、ビートルをイメージした丸みを帯びたデザインとなっており、ボディカラーに合わせた色のダッシュボードやシートなどが特徴的です。また、装備面では、エアコンやパワーウィンドウ、セキュリティシステムなどが標準装備されています。

ニュービートルは、欧米を中心に人気を博し、2003年には「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。しかし、2011年をもって生産が終了し、後継車は「ザ・ビートル」という名称で販売されました。

日産 マーチ(2nd)

引用元:Wikipedia

「マーチ」は、1992年から1997年まで生産された日産の小型車です。

2ndマーチは、先代に比べてより丸みを帯びたデザインが特徴的で、前後に大きく張り出したフェンダーや高く広がるルーフライン、短いオーバーハングなどが、ユニークな印象を与えます。

また、先代のトーションビーム式から、マクファーソンストラット式にフロントサスペンションが変更され、スポーティな走りを実現し、ハンドリング性能が向上しました。

エンジンは、1.0L、1.3L、1.4Lの3種類の直列4気筒エンジンが搭載され、特に1.3Lエンジンは出力と燃費のバランスが良く、高い人気を誇りました。

2世代目のマーチは、軽快な走りと高い実用性を兼ね備えた、日常使いに適したコンパクトカーとして、多くの人々から支持を受けました。

メルセデス・ベンツ Eクラス(W210)

引用元:Wikipedia

「Eクラス(W210)」は、1995年から2002年まで生産された、メルセデス・ベンツのミッドサイズセダンです。

それまでは四角いヘッドライトが主流だったメルセデスベンツのヘッドライトが、丸い卵型に進化しました。

エンジンについては、直列4気筒、V6、V8の各種類が用意されており、最上級グレードにはAMGモデルも存在しました。
特に、V8エンジン搭載車はスムーズな加速や高速域での力強い走りが魅力的でした。

内装については、高級感が漂う上質な材質が使用されており、広々とした室内空間は豪華で快適な空間を提供してくれます。

また、多彩な機能を搭載し、乗員の快適性を高める様々な装備が備わっていました。

走行性能については、前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪がマルチリンク式の独立懸架を採用し、安定感のある走りを実現していました。

また、安全性にも優れており、側面衝突に強いボディ構造やエアバッグ、ABS、ESP、ASRなどの安全装備が標準で装備されていました。

三菱 デリカスペースギア

引用元:Wikipedia

「デリカ・スペースギア」はスーパー・プレジャー・RVをコンセプトに開発されました。

前面衝突の安全性を考慮した日本初のフロントエンジンのトールワゴンで、現在のミニバンというジャンルを切り開いた車でもあります。

ラダーフレームをベースに開発されている点や、最低地上高が高いこともあり、現在のミニバンとは異なりSUVに匹敵するほどのオフロード性能を持ち合わせた車でした。

プジョー 306

引用元:Wikipedia

「306」は、フランスの自動車メーカーであるプジョーが1993年から2002年まで製造・販売していた、コンパクトカーのモデルです。

流線的なデザインが特徴的で、エアロダイナミクスにも配慮されています。また、前後のオーバーハングが短く、ボディサイズとしてはコンパクトながら、スポーティな雰囲気を醸し出すデザインとなっています。

内装については、シンプルかつ機能的なデザインが採用されており、使い勝手が良く、操作性も良好です。また、広々とした室内空間や、広い荷室スペースも魅力的な特徴として挙げられます。

エンジンについては、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンが用意されており、排気量は1.4L〜2.0Lまで幅広くラインナップされています。また、スポーティなグレードには、GTIや、ターボチャージャーを搭載したS16などがあります。

走行性能については、アクセルレスポンスが良く、操縦性も優れています。
また、ボディ剛性が高く、高速走行時の安定性にも優れた車でした。

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「オトナ帝国の逆襲」に登場する車 2コマ目

2コマ目に紹介するのは、丸いテールライトが特徴的なこの車。

ケンとメリーのスカイラインのCMでもお馴染みの「スカイライン(ケンメリ)」です。

劇中に登場するケンメリは黒いダックテール仕様となっています。

実物と比較してもちゃんとケンメリの特徴をしっかり抑えつつ「クレヨンしんちゃん」テイストで描かれています。

にしてもシブくてかっこいい!!(笑)

NISSAN スカイラインC110型(通称:ケンメリ)

引用元:Wikipedia

NISSAN スカイラインC110型(ケンメリ)は、スポーツカーとして人気があり、当時のツーリングカーレースなどで活躍しました。特に、その高い性能と美しいデザインが評価され、日本の自動車史においても重要な位置を占めています。

現在では、古典的な価値が高く、コレクターからの人気も高い車種です。

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オトナ帝国の逆襲」に登場する車 3コマ目

3コマ目に紹介するのは、「帰ってきたウルトラマン」(71~72年)や「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」でも登場したこの車。

「マツダ コスモスポーツ」です!

マツダ コスモスポーツ/1967年

引用元:Wikipedia

「マツダ コスモスポーツ」とは、かつてマツダが製造・販売していたスポーツカーの一つです。1967年に発売され、1972年まで生産されました。

コスモスポーツは、当時のマツダが独自に開発したロータリーエンジンを搭載しており、高性能かつ革新的な技術を取り入れた車でした。

また、流線型で美しいデザインも特徴的で、当時のスポーツカーファンからも支持を受けました。

初代のコスモスポーツは、直列2ローターの10A型エンジンを搭載し、最高出力110馬力を発揮しました。後には、13B型エンジンを搭載する改良型も登場し、最高出力は140馬力にまで向上しました。

現在では、コスモスポーツは古典的な価値が高く、マツダの歴史においても重要な位置を占める車種の一つとなっています。

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オトナ帝国の逆襲」に登場する車 4コマ目

4コマ目に紹介するのは、この映画の一番の目玉でもあるこの車。

トヨタ 2000GT」です!

このシーンを見たとき鳥肌がでました。(笑)

大人になってクレヨンしんちゃんの作品にこんなにワクワクさせられるとは思ってもいませんでした!

TOYOTA 2000GT

引用元:Wikipedia

「トヨタ2000GT」とは、トヨタ自動車が製造・販売していたスポーツカーの一つで、1967年から1970年にかけて生産されました。

2000GTは、その美しいデザインと高性能が評価され、当時の日本車界においても特に注目された車種の一つです。エンジンは日本の楽器メーカーのヤマハ(日本楽器)が担当し、3M型1988cc直列6気筒DOHCが搭載されています。

最高出力は150ps、最高速度は220km/hとなっているがテスト運転では230km/hをマークし、当時の国産車ではトップクラスの性能を持ち合わせていました。

2000GTは、当時の日本車では珍しい高性能スポーツカーであり、トヨタ自動車の技術力を証明する存在となりました。また、車体が軽量であるため、レーシングカーやラリーカーとしても活躍しました。

当時新車は238万円(当時のクラウン2台分)でしたが、現在2000GTの中古車は1億円近い金額で取引されています。

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オトナ帝国の逆襲」に登場する車 5コマ目

この映画の中でもたくさん登場し、印象深いこのてんとう虫のような可愛い車は「スバル 360」という日本初の大衆車になります!

スバル 360

引用元:Wikipedia

「スバル360」とは、かつて富士重工業(現在のSUBARU)が製造・販売していた軽自動車の一種です。1958年に発売され、1970年まで生産されました。

スバル360は、小型・軽量ながら、コンパクトなボディに多彩な機能を搭載しており、当時の日本における軽自動車の代表的な存在でした。特に、後輪駆動のシャシーが採用され、操縦性に優れていたことが評価されました。

現在でもファンも多く、愛好者の間でカスタムやレストアが行われています。

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オトナ帝国の逆襲」に登場する車 6コマ目

このバイクのようなトラックのような三輪車は「ダイハツ ミゼットDKA」です。

特徴的なブーメランハンドルまでちゃんと再現されています。

そしてこのシーン、ヒロシが20世紀の”ニオイ”により懐かしさに負けそうになる自分と奮闘していしてマジで泣けます!!(笑)

ダイハツ ミゼットDKA / 1957年

引用元:Wikipedia

「ダイハツミゼットDKA」は、酒屋、食料品店等の販売・物流の実態を調査し、主に商業用の三輪自動車として開発されました。

商品配達や販売方法のソフト面を車両と共にPRして、 販売台数が劇的に伸び、記録的な台数を達成小口物流を飛躍的に進歩させることに成功した影の名車でもあります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回紹介した「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」に登場する車をまとめてみます。

オトナ帝国の逆襲に登場する車
  • ホンダ インテグラ
  • トヨタ エスティマ
  • トヨタ ハイエース
  • トヨタ ファンカーゴ
  • プジョー 206
  • フォルクスワーゲン ニュービートル
  • 日産 マーチ
  • メルセデス・ベンツ Eクラス
  • 三菱 デリカスペースギア
  • プジョー 306
  • 日産 スカイラインC110型(ケンメリ)
  • マツダ コスモスポーツ
  • トヨタ 2000GT
  • スバル 360
  • ダイハツ ミゼットDKA

なかなか昭和の名車がたくさん登場し、昭和生まれの方々はどこか懐かしさを感じることができたのではないでしょうか?

もちろん車だけではなく、この映画のストーリーの作り込みも面白く、見応えのある作品ですので、まだみたことのない方は、見てみてはいかがでしょうか?

ではまた〜!

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