フリーランスフォトグラファーとして活躍するためには、適切なカメラを選ぶことが欠かせません。
しかし、市場には数多くのカメラが存在し、どのカメラを選ぶべきか迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで、本記事では、フリーランスフォトグラファーがカメラ選びで意識すべきポイントについて解説します。

この記事を書いている僕はこんな人
・平日サラリーマン&休日カメラマン
・カメラマン歴5年
・副業フォトグラファーとして初月度から20万円/月達成
これからカメラを”仕事”としてやっていきたい人向けのおすすめカメラはこちらで紹介しています。
カメラ選びでこれだけは意識しよう!

これからカメラを”仕事”としてやっていきたい人に伝えたいポイントとして、趣味の撮影と仕事の撮影は全く違う、ということです。
機材選びも同じで、高いカメラを持っていればいい!ということではなく、ミスなく事故なくお客様の元に必要としている写真を届けることができるカメラを選ぶことが最優先となります。
そこで今回は、副業フォトグラファーとして経験してきて、これからフリーランスカメラマンとして活動していきたい人に意識していただきたいカメラ選びのポイントを紹介していきます。
カメラ選びのポイントとして、下記の4点を挙げました。
- ミラーレスカメラ
- APS-C以上のセンサー
- SDカードダブルスロットル
- F2.8より明るいレンズ
ではそれぞれ解説していきます!
ミラーレスカメラ

カメラには大きく分けて、一眼レフとミラーレス一眼がありますが、写真を仕事としてやっていくならミラーレスカメラがオススメです。
高精度なAF
ミラーレスカメラは、高精度なAF機能を搭載しており、顔検出や瞳AF機能など、人物撮影において優れたパフォーマンスを発揮します。
連写速度が速い
一眼レフカメラの連写速度は、通常、秒間5~10枚程度ですが、ミラーレスでは秒間20枚以上の高速連写が可能とする機種もあります。動きの速いものの追跡やスポーツイベントなどの高速なアクション撮影にも向いています。
シャッター音が静か
ミラーレスカメラはシャッター音が非常に静かなため、音を気にするシーンや、式典や演奏会などの静かな場所でも撮影を行うことができます。
また、電子シャッターにすることで無音での撮影も可能です。
以上のように、ミラーレスカメラは、高精度なAF機能、連写速度、静音性の高さなど、多くのメリットを持っています。
APS-C以上のセンサー

カメラにはさまざまな大きなのセンサーがありますが、写真を仕事としてやっていくならAPS-Cまたはフルサイズがオススメです。
4/3インチセンサーでも綺麗な画は撮れるのですが、仕事で使用するとなると心許ないです。
高解像度
センサーサイズが大きいほど、画素数が多くなり、画像の解像度が向上します。
また、センサーのサイズが大きいため、より多くの光を取り込むことができ、高い画質を実現できます。
画像の解像度が上がることで、編集時に大きくトリミングしても画質を保つことができます。
ボケ味
センサーサイズが大きいほど、同じF値のレンズを使用しても浅い被写界深度でボケ味を表現することができます。
被写体を際立たせることができ、美しい写真を撮影することができます。
ノイズ耐性
センサーサイズが大きいほど、より多くの光を取り込むことができ、低照度条件下での撮影において、より明るいノイズの少ない画像を得ることができます。
これはかなり重要で、撮影の幅がかなり広がります!
以上のように、APS-C又はフルサイズのセンサーを使用することで、高画質、ボケ味、ノイズ耐性がよく、いろんな状況下でもクオリティの高い撮影を行うことができます。
SDカードダブルスロット

写真を仕事で行うとき、SDカードのダブルスロットは必須と言ってもいいです。
むしろダブルスロットでないカメラでは仕事は受けてはいけません!(笑)
ダブルスロットにすることで、2枚目をバックアップ用として使用することができます。
というのも僕は経験ありませんが、SDカードは静電気弱く、僕の先輩カメラマンが撮影終了後SDカードを取り出す際に静電気によりSDカードの記録が消えてしまったことがありました。
もちろんダブルスロットだったので2枚目にデータは残っており、事なきを得ましたがダブルスロットの重要性を強く感じた瞬間でした。
F2.8より明るいレンズ

カメラを買う際は、レンズについても気をつけましょう。
一部を除いて、カメラ購入時にキットレンズはやめましょう。
キットレンズはF値が大きく、また可変式の場合が多いので、仕事では使用しないのが吉です。
一つの目安として、F2.8より明るいレンズを選ぶようにしましょう。
F2.8以上の明るい(大口径)レンズの特徴として下記が挙げられます。
暗部での撮影でも低ノイズにできる
F2.8以上の大口径レンズは明るく、暗い場所や夜景などの撮影でも高画質な写真を撮影することができます。
実際に仕事で撮影する場合も暗いシーンでの撮影に遭遇してしまう事も多々あります。
暗いシーンで撮影する際も、大口径レンズを使用する事でISOを低く抑えることができ低ノイズで綺麗な写真を撮ることができます。
ボケ味の表現
F2.8以上の大口径レンズは、被写体と背景の距離が近い場合でも、背景をボケさせることができます。このため、被写体を引き立てることができます。
ボケ味の幅が広がります!
スピードの速い被写体の撮影
F2.8以上の大口径レンズは、シャッタースピードを速く設定することができるため、動きの速い被写体の撮影も可能となります。
特に子供の撮影やペットの撮影、スポーツ撮影などが挙げられます。
これからカメラを”仕事”としてやっていきたい人向けのおすすめカメラはこちらで紹介しています。
まとめ
今回は副業カメラマンとして初月度から20万円以上稼いだ僕が、これからカメラを”仕事”としてやっていきたい人向けに仕事用カメラの選び方を紹介しました。
やはりカメラを仕事としてやる以上、ある程度初期投資が必要になってくるのはしかたないです。
ですが、今回紹介した4つの項目はカメラマンの仕事をしていく上で必ず必要なことになるので、意識してカメラ選びをするようにしましょう!
ではみなさんもカメラライフを楽しんでいきましょう!
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