こんにちは!
副業カメラマンを目指す皆さんへ、月に10万円を稼ぐためのロードマップをご紹介します。
カメラマンとしてのスキルを活かして収入を得る方法を学び、目標金額を達成するための具体的な手順を進めていきましょう。
僕自身、月に20万円以上副業としてカメラで稼いだ実績があります。
ですので手順を踏んでいけば、月に10万円は現実的な数字かと思いますよ!
以下では、初めのステップとして、必要な機材やスキルの習得についてご説明します。
準備は整いましたか?それでは、早速始めましょう!
この記事を書いている僕はこんな人
・平日サラリーマン&休日カメラマン
・カメラマン歴5年
・副業フォトグラファーとして初月度から20万円/月達成
月10万円稼ぐための意識と準備
「月10万円稼ぐための意識と準備」では、副業カメラマンとして目標とする月収10万円を達成するために必要な意識と準備について説明していきます。
目標設定
まずは具体的な目標を設定しましょう。
月に10万円を稼ぐことを目指すため、収入目標を明確に定めます。
これにより、具体的な方向性を持ち、効果的な戦略を立てることができます。
目標の達成度合いを測定できるようにしましょう。
収入目標の場合、月末までに10万円の収入を得るという明確な数値で測定できます。可能性を確認する
目標額をいつまでに達成したいのか決めよう!
目標達成までの期限を設定しましょう。
具体的な期限を持つことで、どんな事をどのくらいのペースでこなしていけば良いか計画を立てやすくなります。
たとえば、「3ヶ月以内に10万円/月をカメラで稼ぐ」というように期限を設けます。
目標を視覚化する
目標を具体的にイメージしやすい形で視覚化しましょう。
例えば、目標金額を書いた紙を目につく場所に貼る、目標達成のイメージを持つなどして、目標を明確に意識することが重要です。
目標設定は、具体的で測定可能な目標を設定し、可能性を確認しながら自身のモチベーションを高めるプロセスです。
この目標を踏まえて、具体的な行動計画を立てていきましょう。
副業の目的
副業カメラマンとしての目的を考えましょう。
なぜ副業カメラマンとして活動したいのか、どのような価値を提供したいのかを明確にすることで、モチベーションを維持し、目標達成に向けた努力を続けることができます。
僕の場合、「自分の趣味であった写真で多くの人に喜んでもらいたい!そしていつかはフォトグラファーとして独立して生活していきたい!」という目的でフォトグラファーという副業を始めました。
時間管理
副業としての活動を行うためには、時間管理が重要です。
本業やプライベートの時間とのバランスを考えながら、効率的に活動できる時間帯を見つけましょう。予定を立て、上手く両立することが大切です。
僕の場合、「土日に撮影しそのままカフェで編集、平日は本業に専念する」といういうような自分ルールを取り決め上手く回していました。
必要なリソースと予算
カメラや撮影に必要な機材やアプリケーションなど、必要なものを準備しましょう。
また、副業としての活動に使える予算を設定し、必要な投資を計画します。
予算の範囲内で最適な機材やツールを選ぶことが重要です。
全くのゼロから始める場合、およそ40万円くらいは必要になると思います。
必要な機材の選定についてはこの後説明します。
スキルアップの計画
カメラマンとしてのスキルを向上させるために、勉強や練習の計画を立てましょう。
副業としてカメラを始めたらそこからは常に勉強し続けなければなりません。
撮影テクニックや編集スキルの向上は、クオリティの向上とともに需要の拡大につながります。
必要な機材の選定
副業カメラマンでお金を稼ぐには、まずは機材を揃えなければなりません。
副業カメラマンとして最低限必要な機材を紹介します。
カメラ(APS-C以上)
カメラマンとしてやっていくにはカメラがなければ始まりません。(笑)
そして趣味カメラとは違い、副業といえどプロなのでそれなりのカメラは必須になります。
副業カメラマンにおすすめのカメラについてはこちらの記事で紹介しています。
レンズ(〜F2.8)
レンズについてはF2.8よりも明るいレンズを使用するよう。
一部を除いて、カメラ購入時にキットレンズはやめましょう。
キットレンズはF値が大きく、また可変式の場合が多いので、仕事では使用しないのが吉です。
一つの目安として、F2.8より明るいレンズを選ぶようにしましょう。
F2.8以上の明るい(大口径)レンズの特徴として下記が挙げられます。
暗部での撮影でも低ノイズにできる
F2.8以上の大口径レンズは明るく、暗い場所や夜景などの撮影でも高画質な写真を撮影することができます。
実際に仕事で撮影する場合も暗いシーンでの撮影に遭遇してしまう事も多々あります。
暗いシーンで撮影する際も、大口径レンズを使用する事でISOを低く抑えることができ低ノイズで綺麗な写真を撮ることができます。
ボケ味の表現
F2.8以上の大口径レンズは、被写体と背景の距離が近い場合でも、背景をボケさせることができます。このため、被写体を引き立てることができます。
ボケ味の幅が広がります!
スピードの速い被写体の撮影
F2.8以上の大口径レンズは、シャッタースピードを速く設定することができるため、動きの速い被写体の撮影も可能となります。
特に子供の撮影やペットの撮影、スポーツ撮影などが挙げられます。
メモリーカード
プロカメラマンとして働くためには、SDカード・CFexpressにもこだわらなければなりません。
今回はプロカメラマンとして働くためにチェックしておきたいSDカードのポイントもピックアップしていきます。
容量
カードの容量は、撮影するデータの量に応じて選ぶ必要があります。
しかしながらプロカメラマンとして活動する場合、基本的にRAWで撮影することが多いため、最低64GB以上の容量があると良いです。
64GB | 128GB | 256GB | |
RAW写真 | 約2,460枚 | 約4,920枚 | 約9,840枚 |
転送速度
SDカードの転送速度は、データの書き込みと読み取りの速さを示します。
高速な転送速度があると、連写や高速データ処理が必要なシーンで有利です。
一般的には、UHS-I規格で最低でもクラス10以上の転送速度を持つカードを選ぶことをオススメします。
さらに高速な転送速度を求める場合は、UHS-IIやUHS-III規格のカードを検討することもあります。
クラス
SDカードのクラスは、最低連続書き込み速度を示します。
カードには、クラス2からクラス10までの数値があります。
クラス10は最低でも10MB/sの連続書き込み速度を持つため、高品質な写真やビデオの撮影に適しています。
Video Speed Class
ビデオ撮影に特化したSDカードでは、Video Speed Class(V30、V60、V90など)という規格が存在します。
V30は最低でも30MB/sの連続書き込み速度を持ち、V60やV90はそれ以上の速度を持ちます。
ビデオ撮影に重点を置く場合は、V30以上のカードを選ぶことをおすすめします。
プロカメラマンにとって、高容量、高速転送速度、信頼性のあるSDカードを選ぶことが重要です。
撮影の要件やカメラの仕様に合わせて、最適なSDカードを選ぶようにしましょう。
PC
PCでRAWの写真編集を行う場合、ある程度のPCスペックは必要になってきます。
Lightroomをスムーズに実行するためには、以下のようなPCスペックが推奨されます:
プロセッサー(CPU)
高性能なマルチコアプロセッサーが必要です。
Intel Core i7またはそれ以上のプロセッサーを搭載したPCを選ぶと良いと思います。
AMD Ryzenシリーズも優れた性能を持っています。
M1またはM2のAppleシリーコンもかなりさくさく動きます。
メモリー(RAM)
Lightroomはメモリーを大量に消費するため、十分なRAM容量が必要です。
最低でも16GB以上、できれば32GB以上のRAMを搭載したPCがおすすめです。
グラフィックカード(GPU)
GPUの性能は、画像のプレビューや編集に影響を与えます。
高性能なグラフィックカードを搭載したPCを選ぶことで、処理速度を向上させることができます。
NVIDIA GeForceシリーズやAMD Radeonシリーズの最新モデル、またはMacのアップルシリコンモデル(M1 or M2)がおすすめです。
ストレージ
大容量の高速ストレージ(SSD)を使用することで、データの読み書き速度を向上させることができます。
Lightroomのカタログや画像データを効率的に管理するために、SSDをメインドライブとして使用することをおすすめします。
僕の場合、写真のRAWデータは外部SSDに入れて使用し、長期保管はHDDで保管しています。
僕のおすすめの外部SSDはこちらで紹介しています!
僕のおすすめの長期保管用HDDはこちらで紹介しています!
ディスプレイ
色補正や編集作業には、カラーキャリブレーションされた高品質なディスプレイが必要です。
ディスプレイの解像度や色再現性にも注意を払いましょう。
また、Lightroomのバージョンや使用する機能によっても、PCスペックの要件は異なる場合があります。最新のLightroomのシステム要件を確認し、それに合わせてPCを選ぶことをおすすめします。
アプリ(Lightroom)
RAW写真を撮影した場合、写真編集は必須です。
ほとんどのプロカメラマンは、Adobeの「Lightroom」か「LightroomCC」を使用します。
この2つの性能に大きな差はないので、自分の使いやすい方を使用してください。
カメラの基礎知識と撮影テクニックの習得
カメラの基礎知識と撮影テクニックを習得するためには、これから紹介するステップを追いながら学んでいくことが重要です。
カメラの操作マニュアルを読む
最初にカメラの操作マニュアルを読んで、カメラの基本的な機能や各ボタン・ダイヤルの役割を理解しましょう。
カメラの機能や設定についての基礎知識を身につけることが出発点となります。
実際に撮影中にISOやシャッタースピードを素早く変えなければいけない場面は多々あります。
その際にこの基本的操作をどのくらい理解しているかで、シャッターチャンスを掴むことができるかかかってきます。
カメラモードの理解
カメラのモード(プログラム、絞り優先、シャッター優先、マニュアルなど)の違いと、それらが撮影にどのような影響を与えるかを学びましょう。
各モードの特性や使用時の適切なシーンを理解することで、撮影の柔軟性と創造性が向上します。
僕の場合、基本的には、A(絞り優先)で撮影することが多いです。
焦点とピントのコントロール
カメラのフォーカス方法とピントの調整についても学びましょう。
AF-S(シングルオートフォーカス)やAF-C(コンティニュアスオートフォーカス)、MF(マニュアルフォーカス)の使い分け、適切なピントの合わせ方、被写体の位置や動きに応じた焦点の制御などを練習しましょう。
絞りとシャッタースピードの関係
絞り値とシャッタースピードの関係を理解し、被写界深度や動きの表現にどのように影響するかを学びましょう。
絞り優先モードやシャッター優先モードを使用して、さまざまなシーンでの効果を試してみましょう。
露出の調整
露出の調整方法について学びましょう。
ISO感度の調整、露出補正、ホワイトバランスの設定などを通じて、被写体に適切な明るさと色温度を与える方法を探求しましょう。
構図と視点の選択
良い写真を撮るためには、構図や視点の選択が重要です。
日の丸構図や三分割法、対角線など、構図の基本的なルールを学び、それを意識的に活用して撮影してみましょう。
また、カメラの画面に「グリッド線」を入れると構図が確認しやすくなるのでオススメです。
「グリッド線」とは、画面上に表示される補助線のことです。
グリッド線があるだけで撮影時にひとめで構図の確認できるようになります。
光を理解しよう
カメラマンにとって、「光の角度」はめちゃめちゃ重要なポイントになってきます。
光の当たる角度によって同じ場所同じ構図の写真でも全く違う写真に見えるのです。
光の角度には大きわけて、順光、サイド光、逆光があります。
実際に自分で意識して撮影してみて、被写体の写り方を学んでください!
それだけでかなり写真のクオリティがアップします!
継続的な練習とフィードバックの受け入れ
カメラの基礎知識や撮影テクニックは継続的な練習と実践によって深化していきます。
定期的に撮影に出かけて、自分の作品を振り返り、フィードバックを受け入れることで、成長を実感することができます。
おすすめの本
本で学ぶのもおすすめします。
もちろん実践を重ねて覚えていくのも重要ですが、本で基礎を叩き込んで実践!というのもアリです!
特に基礎の基礎からカメラを学びたい!という方には「カメラはじめます!」がわかりやすいです。
漫画での解説もあり、カメラ選びのポイントから売れる写真を撮るプロのテクニックまでこの1冊で学べます。
ある程度基礎ができている方は、自分の撮影していきたいジャンルの本に絞っていろんな人の写真を見て学んでいくのがベストです!
以上のステップを通じて、カメラの基礎知識と撮影テクニックを習得しましょう。
実際の撮影現場での経験と試行錯誤も重要ですので、積極的に撮影に取り組んでください。
売れる写真のジャンルと需要の探求
売れる写真のジャンルと需要を探求するためには、以下の手順で行うと良いです。
マーケットリサーチを行う
現在の写真市場やクライアントのニーズを理解するために、マーケットリサーチを行いましょう。
写真ストックサイトや広告代理店、出版社などが提供する写真コンテンツを調査し、どのようなジャンルやテーマの写真が需要が高いかを把握します。
トレンドの追跡
写真業界は常に変化しています。
トレンドや人気のあるジャンルを把握することで、需要の高い写真を撮影することができます。
ファッション、フード、旅行、テクノロジーなど、現在のトレンドや社会的関心事に焦点を当てた写真が需要が高い傾向にあります。
自身の興味と専門知識を活かす
売れる写真を撮影するためには、自身の興味や専門知識を活かすことも重要です。
特定のジャンルやテーマに精通している場合、その分野での需要を探求することができます。
自分自身が情熱を持って撮影できるジャンルに取り組むことで、継続的なモチベーションを保つこともできます。
ニッチな市場の探索
一般的なジャンルだけでなく、ニッチな市場にも目を向けましょう。
例えば、特定の地域や文化、趣味、特殊なイベントなど、限られた需要がある場所やテーマに特化することで、競争が少なく需要がある可能性があります。
クライアントの見つけ方
クライアントの見つけ方として、「SNS運用」と「クラウドソーシングサービス」の活用が挙げられます。
SNS運用
副業カメラマンとして自分という存在を多くの人に知ってもらう為の手段として、SNS運用はとても重要になってきます。
そんな僕もSNSで多くのお仕事をいただくことができました。
SNSは基本的に無料なのでやらない手はないですね!
ポイントとしては「統一感を出すこと」「自分の得意ジャンルを出すこと」が重要になってきます。
クラウドソーシングサービスの活用
クラウドソーシングサービスとは、インターネットを通じて大勢の人々にタスクやプロジェクトをアウトソーシングするためのプラットフォームやサービスを指します。
クラウドソーシングは、様々なスキルや専門知識を持つ個人や専門家を、特定の仕事やプロジェクトに参加させ、必要な作業を効率的に達成するための方法として利用されます。
最初は単価が低くなりがちですが、経験を重ねる毎に高単価案件の仕事ももらえるので、1つ1つ完璧にこなしていきましょう!
できるだけ多くのクラウドソーシングサービスに登録しておくことで多くの仕事とつながる可能性が増えるので、まだ登録していない方は登録しておきましょう!
料金設定
カメラマンとして仕事を始める上でとても悩むところといえば料金設定かと思います。
まず目安としては撮影時間に対して、2万円〜4万円/時あたりが相場かと思います。
これはあくまで撮影時間に対してです。
高いと思いましたか?
実際には交通費もかかってきますし、準備・片付け・交通時間に編集時間と撮影以外にも多くの時間がカメラマンにはかかってきます。
ですので最初は自信がないから安く…ではなく、ちゃんと撮影に関わる全ての時間・業務を考えた適正な金額を設定しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はとても長いですが、「副業カメラマンで月10万円稼ぐまでのロードマップ」について解説しました。
僕もカメラ始めた頃には、まさかカメラでお金を稼ぐことができるなんて考えていませんでした。
でも自分の趣味であるカメラで多くの人が喜んでくれる姿を見ると、カメラを副業にしてよかったと本当に思います。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、みなさんも多くの人の喜びを生み出してください。
それではみなさんもカメラライフ楽しんでいきましょう!
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