真黒の背景紙【太黒門】写真撮影・動画撮影の方オススメ！

カメラマンの皆様は”黒”の背景紙の反射に悩まされている方はいませんでしょうか？

僕が使ってきた背景紙の中で一番”真黒”に近い背景紙「太黒門」を紹介します。

太黒門

太黒門とは「光陽オリエントジャパン株式会社」から出している植毛布の背景紙です。

太黒門の最大の特徴は可視光域光吸収率99.9%と、果てしなく”真黒”なことです。

可視光域光吸収率99.9%

この「可視光域光吸収率99.9%」の秘密は、染料と製造技術にあります。

特殊黒色染料を使用したレーヨン長パイルを垂直配列させることで、入射光をパイル間で反射させ、減衰させる構造となっております。

被写体が白飛びするくらいストロボを強く当てても背景紙の存在を感じさせないほどの黒さです。（笑）

サイズの種類

「太黒門」を選ぶ際、サイズは3パターンから選択します。

A4サイズ

A4サイズ（‎29.7cm x 21 cm／60 g）はAmazonからの購入ができます。

被写体が小さい物の場合はおすすめですね！

また、価格も2,000円とリーズナブルなため、どんなものか確認してみたい。と思った方も試しに買ってみてもいいかと思います。

m単位の切り売り

m単位の切り売り販売は、公式ホームページからの注文のみとなります。

上記リンクから、「m単位の切り売り販売」からカートに入れ注文することができます。
※注文する際の「数」は長さになりますので注意してください。

原反売り

原反売り販売は、公式ホームページからの注文のみとなります。

上記リンクから、「原反売り販売」からカートに入れ注文することができます。
※注文する際の「数」は「m単位の切り売り」と異なり、数量になりますので注意してください。

作例

背景が美しいくらいに”黒”ですよね！

設定値

使用機材

他のモデル

太黒門を製造している「光陽オリエントジャパン株式会社」では他にも”黒”の背景紙を出しているので少し紹介します。

無反射植毛布

「無反射植毛布」は太黒門のコスパを良くしたモデルです。

コスパがいいと言っても可視光域光吸収率は99.5%と、太黒門の99.9%とほぼ同じ吸収率を誇ります。

さらに耐久性に優れたナイロンパイルを静電植毛するとで、扱いやすさは太黒門より上です。

取扱に気を使わず、黒い背景紙を使用したい方にオススメです。

近赤外吸収植毛布IR950

「近赤外吸収植毛布IR950」は名前の通り、近赤外線の吸収に特化した背景紙です。

可視光域での高い光吸収性能はそのままに、近赤外センシングで需要の大きい約1000nmまでの近赤外を吸収します。

近赤外吸収植毛布IR1500

「近赤外吸収植毛布IR1500」はIR950同様に近赤外線の吸収に特化した背景紙です。

IR950をさらにパイル原料にカーボンを練り込むことで、InGaAsセンサー領域を含む2500nmまでの近赤外全域に対応します。

全モデル比較

	可視光域光吸収率	紫外 250nm	可視光 500nm	近赤外 950nm	近赤外 1500nm
太黒門	99.9%	0.13%	0.09%	34.0%	19%
無反射植毛布	99.5%	0.5%	0.3%	10.0%	43.7%
近赤外吸収植毛布IR950	99%	0.6%	0.4%	0.5%	4.3%
近赤外吸収植毛布IR1500	99%	0.3%	0.3%	0.3%	0.5%

まとめ

後ろに背景紙があることを感じさせない特級無反射植毛布「太黒門」を紹介しました。

いかがでしたでしょうか？

太黒門の最大の特徴は可視光域光吸収率99.9%と、果てしなく”真黒”なことです。

撮影時ストロボの光の反射が気になっていた方は、試してみてはいかがでしょうか？

本当に光の吸収力の凄さに驚かされますよ！

気になる方はA4サイズかAmazonから購入できますので試しに購入されてはいかがでしょうか？

そのあと本格的に使用したい場合は、公式ホームページから「m単位の切り売り販売」ができますので是非活用してください！

それではラメラライフ楽しんでいきましょう〜！