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【S5IIX VS α7SIII】徹底比較!LUMIX新機種はSONYの性能を上回ったのか!?

写真&映像

LUMIXから最新機種「S5II」が発売され、「S5IIX」も6月22日から販売開始されます。

従来のS1、S5との比較はこちらの記事でも紹介しましたが、動画性能、特にAF性能が向上しています。

そこで今回はSONY α7SIIIと比較していこうと思います。

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【S5IIX VS α7SIII】比較

DC-S5IIXα7SIII
画素数2420万画素
ハイレゾモード時
(9600万画素)
1210万画素
センサーサイズ35mmフルサイズ
CMOS
35mmフルサイズ
CMOS
ISO50〜204,80080~409,600
手ぶれ補正5軸 Dual I.S.2

Active I.S.
5.5段
+
電子補正
4K
APS-Cクロップ

クロップなし
6K×
冷却ファン×
連写性能9コマ/秒10コマ/秒
映像RAW出力BlackmagicRAW
12bit
ProResRAW
16bit
ファインダー368万ドット943万ドット
ファインダー倍率0.78倍0.9倍
AF像面位相差AF像面位相差AF
重量740g614g
価格(ボディのみ)約28万円約40万円

上記の表でまとめてみました。

それではいくつかピックアップして細かくみていきます。

比較①画素数・ISO

まずは画素数高感度性能(ISO)です。

画素数と高感度性能というのは反比例の関係にあります。

大きなポスターの印刷や写真編集時に大きくトリミングをする方は画素数が大きい方が有利です。

ですが、暗い映像でノイズの抑えて撮る場合は画素数が低く、最大ISOが大きい方が有利となります。

動画の場合、画素数はあまり関係なくなるため、最大ISOの大きいα7SIIIの方が高感度耐性が強いカメラということになります。

つまり、S5IIXよりα7SIIIの方が暗い場所では少ないノイズで撮影することができる、ということになります。

比較②画角

続いて画角について比較していきます。

ミラーレスは動画撮影時、設定フレームレートによってクロップされることがあります。

このクロップが撮影の障害になることがあります。

α7SIIIの大きな特徴として、120fpsまでクロップなしで撮影できる点です。

対するS5IIXは4K60fpsからAPS-Cへクロップされてしまいます。

クロップされたからと言って、出来上がる映像が悪いわけではありませんが、フレームレートを頻繁に変更する方はクロップしないα7SIIIの方が使いやすいと思います。

6K

続いて6K収録についてです。

6K収録というのは、FHDの6倍の解像度で収録することが可能ということです。

6Kで収録するメリットとして、編集時に大きくトリミングをしても解像感を失うことなく、高画質のまま書き出せる点です。

LUMIX S5IIXは、フラッグシップ機であるS1Hを抜いて6K収録まで可能となりました。

対するα7SIIIは4K収録までとなります。

解像度は、S5IIXに軍配が上がります。

冷却ファン

冷却ファン

冷却ファンに関してはS5IIXが今回のモデルチェンジで大きく進化した点でもあります。

冷却ファンはLUMIXのフラッグシップでもあるS1Hにのみ搭載しておりましたが、今回のモデルチェンジでS5IIS5IIXにも搭載されました。

冷却ファンが搭載されたことにより、連続撮影時間が無制限になりました。

対してα7SIIIは冷却ファンを非搭載です。

おそらくSONY動画専用機でもあるFX3との差別化だと思われます。

ファインダー

S5IIXは368万ドット(0.7倍)、α7SIIIは943万ドット(0.9倍)

S5IIXもミラーレスカメラ中ではかなり高性能なファインダーを使用していますが、α7SIIIはさらにその上をいく943万ドット(0.9倍)と、現在のミラーレス界トップクラスのファインダーを持っています。

一眼レフを思わせるような鮮明なファインダーが特徴です。

価格

S5IIXは約28万円、α7SIIIは約40万円。

α7SIIIは高すぎる性能なだけに価格も強気です。

S5IIXはかなりコスパがいいイメージ。

S5IIXWレンズキット(20-60mm・50mmf1.8)をつけても34万以下という破格には驚かされます。


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どんな人向け?

ここまで特徴を紹介した後は、それぞれどんな人が向いているのかまとめてみます。

LUMIX DC-S5IIX

S5IIX
こんな人におすすめ
  • これからカメラもレンズも揃える人
  • あまりお金をかけたくないがプロクオリティの映像を作りたい人
  • 編集時トリミングを多用する人
  • 動画だけでなく写真もバシバシ撮っていきたい人
  • 「ProRes RAW」だけでなく「B RAW」でも撮影・編集したい人

SONY α7SIII

α7s3
こんな人におすすめ
  • 暗い場所での撮影が多い人
  • 解像感を求めない人
  • Eマウントレンズを既に持っている人
  • ミスを少なく簡単にプロクオリティの映像を作りたい人
  • SONY信者の人(笑)
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まとめ

いかがでしたでしょうか。

おそらく映像制作をされている方やこれから始めてみたい方など、この2台の性能について気になっていた方も多いのではないでしょうか。

今回はシンプルにわかりやすくまとめてみました。

他にも、「LUMIX S1・S5・S5II・S5IIXの4台を比較」をまとめた記事もあります。

参考にしていただけたら幸いです。

それではカメラライフを楽しんでいきましょう〜!

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