LUMIX(Panasonic)から新型ミラーレスカメラ「S5II」が発売され「S5IIX」の発売も間近となりました。
そこで従来モデルの「S5」と僕の愛用している「S1」との比較をしていこうと思います。
4台の比較表
4台の比較一覧をまとめてみます。
DC-S1 | DC-S5 | DC-S5II | DC-S5IIX | |
画素数 | 2420万画素 | 2420万画素 | 2420万画素 | 2420万画素 |
センサーサイズ | 35mmフルサイズ CMOS | 35mmフルサイズ CMOS | 35mmフルサイズ CMOS | 35mmフルサイズ CMOS |
手ぶれ補正 | 5軸 Dual I.S.2 | 5軸 Dual I.S.2 | 5軸 Dual I.S.2 Active I.S. | 5軸 Dual I.S.2 Active I.S. |
4K | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
6K | × | × | ◯ | ◯ |
冷却ファン | × | × | ◯ | ◯ |
連写性能 | 9コマ/秒 | 7コマ/秒 | 9コマ/秒 | 9コマ/秒 |
背面モニター | 3.2インチ 210万ドットモニター | 3.0インチ 184万ドットモニター | 3.0インチ 184万ドットモニター | 3.0インチ 184万ドットモニター |
ファインダー | 576万ドット | 236万ドット | 368万ドット | 368万ドット |
ファインダー倍率 | 0.78倍 | 0.74倍 | 0.78倍 | 0.78倍 |
AF | コントラストAF | コントラストAF | 像面位相差AF | 像面位相差AF |
重量 | 1070g | 714g | 740g | 740g |
価格(ボディのみ) | ー | 約24万円 | 約24万円 | 約28万円 |
ここからは特に進化した性能を紹介していきます。
手ぶれ補正
手ぶれ補正として新しいシステムである「Active I.S.」が採用されています。
詳細はまだ公開されていませんが、DC-S5と比較して約2倍の補正効果があるとされています。
冷却ファン
LUMIXではフラグシップモデルであるS1Hでしか冷却ファンが装備されていませんでしたが、「S5II」「S5IIX」でもついに冷却ファンが装備されました。
これで真夏の長時間収録も可能となります。
このサイズのカメラで冷却ファンを搭載している機種は「S5II」「S5IIX」の2機種だけとなります。
ファインダー
ファインダー性能はS1とS5でかなり差がありましたが、「S5II」「S5IIX」からはファインダー倍率はS1同等の0.78倍、そして画素数こそS1には追いついていませんが、368万ドットと大きく進化しました。
S5を使われていた方からすると、かなり自然な動きになったはずです。
像面位相差AF
おそらく「S5II」「S5IIX」の一番大きな進化と言えば、コントラストAFから「像面位相差AF」になったことではないでしょうか。
「像面位相差AF」になったことでコンテニュアスAFの性能が大きく進化しました。
動画撮影をメインでやられる方は、かなり恩恵を受けると思います。
動く被写体にもピタリとピントを合わせてくれるので、動画撮影がかなり簡単になります。
とは言ってもAF性能で最先端を行っているソニーには一歩及ばず、α7IIIとα7IVの中間くらいのAF性能と言われています。
とはいいつつも、ミラーレス界に旋風を巻き起こした「α7III」のAF性能をこえるというのはLUMIXの大きな進化と言っていいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スチル機というよりは映像機器として進化したLUMIX Sシリーズ。
今までのLUMIXの弱みを克服した新しい「S5II」「S5IIX」の登場が待ち遠しいですね。
それでは映像制作、写真撮影を楽しんでいきましょう!
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