こんな人におすすめ
動画を始めてみたいけど、あんまりお金をかけたくないし、重い機材なんかも運びたくないなんて人におすすめしたい動画向けカメラがあります。
それが【SONY ZV-E10】です。
特徴
小さくて軽いのに音も良く、log撮影ができて本格的な色編集ができる、そんな【ZV-E10】の特徴を紹介していきます。
瞳AF・商品レビュー用設定
瞳AF
SONYのカメラの大きな特徴でもある高性能な瞳AF。
正確高速に瞳にピントを合わせることが可能。
また人間だけでなく、動物にもピントを合わすことが可能です。
ミラーレスカメラ界で大ヒットを収めた名機「α7III」より、さらに進化しているにもかかわらず「α7III」の半値以下という価格になっています。
商品レビュー用設定
「ZV-E10」のもう一つの特徴としてAFに「商品レビュー用設定」があります。
これはカメラの前に商品を向けた場合に、従来のミラーレスカメラでは奥の背景又は人物にピントが合ったままになってしまいますが、「商品レビュー用設定」にすることで、瞬時に商品にピントを合わすことができます。
これがなかなか優秀で重宝します。
軽量
「ZV-E10」の重量は299gと驚異の軽さです。
ミラーレス界で小型軽量で人気のあるα7IIIが565gなので約半分です。
動画撮影は長時間になることが多いので「軽い」と言うのは大きな武器となります。
高性能マイク
「ZV-E10」は純正で前方指向性の3カプセルマイクを搭載し、低ノイズでクリアな音を収録することができます。
また専用の「風防」も付いていることから風が吹いている外での撮影にも向いています。
ミラーレスの純正マイクは音に特化しているわけではなく音の収録には向いていないので、純正で音がいいマイクが付いていることは大きなメリットですね。
ただ1点デメリットを挙げるとすれば、”前方指向性のマイク”と書かれていますが、単一指向性とは違い、正面以外の音も拾ってしまうので一方方向の音のみ拾いたい人は、ブログ後半で紹介する「単一指向性マイク」をお勧めします。
手ぶれ補正
手ぶれ補正は基本的にレンズに依存しますが、手ぶれ補正機能のないレンズを取り付けた場合でも、アクティブモードにすることでボディ内電子手ぶれ補正が機能します。
しかしながら電子手ぶれ補正を使用した場合、多少クロップされてしまうので画角が狭くなってしまうことは注意しましょう。
log収録
ZV-E10ではS-Log収録をすることができます。
S-LogはSONY規格のLogのことです。
「Log」とは、ガンマ(明暗)と色域の収録する幅を大きく広げ、黒つぶれや白飛びを防ぎます。
さらに多くの情報を収録することで、通常の撮影では残らない色の情報を後から編集することができ、色編集の幅が広がります。
そのようなことから色編集を前提とした映像撮影を行うことが可能です。
オススメ設定
撮影した動画を色編集する方は、PP「ピクチャープロファイル」でlog設定すると思います。
デフォルトでは「PP7」がS-log2、「PP9」がS-log3となります。
10bitで収録カメラでしたらS-log3がおすすめ(カラー調整幅が広い)ですが、ZV-E10は8bitなので色潰れしにくいS-log2がオススメです。
おすすめアクセサリー
おすすめアクセサリーについてはこちらの記事で紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
動画を始めてみたい人におすすめするSONY「ZV-E10」
この価格・大きさ・軽さでこのクオリティを出せるビデオ用カメラはありません。
さらにもう1歩踏み込んで本格的な動画撮影をしたい方はこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
それでは映像制作を楽しんでいきましょう〜!
ではまた!
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